100µm以下のLine and Spaceの加工ができる世界唯一の加工機 FP-21Tシリーズ
RF回路基板には高周波特性が求められるため、 下図のように
直角でシャープなエッジに切削できることが重要です。
しかし、通常の加工機と60度の角度を持つミリングカッタで 加工した場合 (芯ぶれ考慮せず)
のLine and Space は、下図のように台形状になり 上下が直角ではないので
RF回路に適しません。
FP-21Tシリーズで加工できる理由
1.加工可能なToolを持っている
HF Milling Bit直径 0.05mm(50µm) FP-21T Precision専用
直径 0.1mm
直径 0.15, 0.2, 0.3, 0.5mm
2.Spindle Motorの芯ぶれが少ない
FP-21T Precision | ------ | 10µm以内 |
FP-21T | ------ | 25µm以内 |
3.Stepping加工ができる
他社の加工機で加工できない理由
1.加工可能なToolを持っていない
HF-Cutter36mm, d=0.15mm (6mil)
36mm, d=0.25mm (10mil)
36mm, d=0.40mm (16mil)
2.Spindle Motorの芯ぶれが仕様化されていない
3.Stepping加工ができない
導入事例
FP-21TおよびFP-21THPの導入事例
Suhr Guitars社 John Suhr様
私の購入したMITSの加工機FP-21Tは創造性の扉を開いてくれました ・・・
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無線サービス株式会社様
FP-21T model 60 導入事例
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FP-21T Precisionの導入事例
ベオグラード大学 Dr. Antonije Djordjevic
FP-21T Precisionの導入により、マイクロウェーブ回路基板の製造の品質が飛躍的に向上したことに加え・・・
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FP-21Tシリーズの特長
FP-21TおよびFP-21THPの特長
0.1mm以上の溝幅の「加工精度」を追求した加工機です。
・Z軸のストロークが30mmありますので、厚い素材の表面加工ができます。
・オプションのバキュームテーブルを使用し、薄い素材(最薄200µm)の加工もできます。
・Y軸方向は、ソフトウェアにより加工機の範囲より長い(2000mmまで)基板を作成できます。
・基板以外の素材、立体、基板の追加工なども可能です。
・アブソリュートとインクリメンタルの加工方式をマニュアルで簡単に切り換えられます。
・エア浮上タイプ(FP-21THP)ではワークに非接触で加工することで、テフロン基板などのやわらかい素材にも表面を傷つけることなく加工できます。
FP-21T Precisionの特長
50µmの溝幅を加工できる超精密加工機です。マイクロ波回路設計に最適です。
▶︎ 非接触加工ヘッド標準搭載。
▶︎ アブソリュートとインクリメンタルの加工方式を、マニュアルで簡単に切り換えられます。
オプションでさらに精密に
・バキュームテーブルを使用し、薄い素材(最薄50µm)の加工もできます。
・歪みの少ない高精度レンズを使用した60倍のカメラを搭載できます。
・基板面を検出する治具を搭載できます。