帝京大学 ヒューマン情報システム学科 小川充洋 先生

ミッツの加工機を導入して・・・

ミッツの基板加工システムは、試作、評価、改良、再試作、評価のサイクルが速く回せるので、
研究開発期間の短縮に大変効果的です。
また、加工機と一緒に導入したスルーホールメッキ層により、両面スルーホール基板ができる
ところが大変有効だと感じています。

以前はスルーホールピンなどで基板の両面にハンダ付けしていましたが、この方法だと、穴数
が多い基板では時間と手間がかかってしまうため、メッキ層の効果は絶大です。

ミッツのメッキ層は「廃液の処理が面倒で・・・・」という一般的なイメージとは異なり、扱いがとても
簡単です。
廃液については面倒な処理を行う必要はなく、イオン吸着カラムをそのまま業者に渡せばいいので、
とても便利です。

学生が実際に基板作成の工程を見ることができるのも基板加工機ならではの良さだと思います。
ものづくりの基本から実践までを学科内で実現できるシステムは、研究と教育の双方で力を発揮
しています。
基板加工システムとスルーホールメッキ槽を中心とした基板作成システムは、本学に於いて今後
も活躍していくものと思います