いろいろな応用例

やわらかい樹脂から広がる可能性

「本当に3Dプリンタでつくったんですか!?」
「こんなにやわらかい造形サンプルは今までに見たことがない!」

造形をごらんになった方々から、このような声をいただきます。
ゴムショアA:5のやわらかさで造形可能なM3DS-SA5
人の肌ほどの柔らかさで造形できる3Dプリンタは、さまざまな分野で活躍の可能性を持っています。

  • 医学生向け教材
  • 医師、看護師向け研修用
  • 医用工学分野
  • ソフトロボティクス分野

医学生向け教材

医学生向け教材として、
・臓器モデルで立体的構造の学習
・病例の学習
・血管の確認や縫合練習 に活用できます。

心臓モデル 
肝臓モデル 

医学生が学習する際、教材にするイラストやCTスキャン・MRI画像は平面図なのでイメージがつかみにくいと聞くことがあります。
3Dプリンタで造形した臓器モデルは実物のイメージがつかめるので理解しやすくなります。また、やわらかい素材の造形物は触感も伴って理解度も深まります。
患者のCTスキャンやMRIの画像を立体造形すると、病例の学習にも役立ちます。

実習の面では、3Dプリンタがあれば縫合練習用の血管も簡単に造形できます。
M3DSではさまざまなやわらかさで造形できるため、柔らかい血管も、病気で正常な時より硬くなってしまった血管も造形可能です。

血管模型に着色した水を入れてみました。
造形後にこのような追加の処理も可能です。


医用工学分野

医用工学分野での研究として、
・人工心臓の研究開発
・人工心臓弁の研究開発 に活用できます。

造形途中で樹脂を交換できますので、一部分がやわらかい造形も可能です。
また、いろいろなやわらかさで心臓内の弁の模型も造形可能ですので、今後の人工心臓の研究開発の手助けになることが期待できます。

 
補助人工心臓
(画像はウィキペディアより引用)

ソフトロボティクスや義手への応用

やわらかな材料、やわらかな動きをするソフトロボティクスの研究が盛んになってきました。
義手についても、試作の段階では3D プリンタでダイレクトに造形することで時間と費用の節約につながります。

義手用グローブ
(大阪産業大学 入江先生ご提供)
装着してみました

*サポート材料が不要で中空構造も造形できますので、手袋のようなハンドモデルが作れます。