導入事例

東京電機大学 理工学部 電子・機械系 大西研究室

ミッツの3D光造形機を購入して

当研究室では人工の手足を中心とした人間と機械のインタフェースの研究を行っています。義手の手先具(ハンドやフック)やソケット、機能回復訓練を行うロボットシステムの技術開発と評価などを進めています。当研究室では人間が操作する機器の設計から計測・制御技術にいたるものづくりを通じて社会貢献を目指しています。
ミッツの光造形機は柔らかい材料と硬い材料が両方使えるので、人間と機械が接する部品を開発する上で重宝しています。義手部品の試作手段として他社の光造形機を初期の時代から使っています。光造形機は滑らかな曲面の造形ができる反面、材料の樹脂が液体で扱いが大変なのが欠点です。ミッツのM3DSシリーズは初期の光造形機と比較すると、使用する樹脂の量が少なく取り扱いが格段に向上しています。
切削加工と違うので、光造形機による造形を失敗しない為にはノウハウが必要です。
メーカーからの迅速なアドバイスが必要なことが多々あるので、国産メーカーミッツならではの対応と情報提供には大変助かっています。

大学院生、左から高路様、神田様、
森田様、後ろはM3DS-100

義肢と腕を接続する用具


芝浦工業大学 デザイン工学部 安齋 正博 教授

ミッツの3D光造形機を購入して

安齋研究室ではエンジニアリングデザイン分野における 1) 形状創製に関するテーマで研究を行っています。学生には出来るだけ最新の機械に触れながら、ものづくりを理解してもらいたいと思っています。
3Dプリンタは最新の機械として幾つかの方式の機種を工作室に導入しています。M3DS-100はゴムライク材料が面白く、インクジェット機よりも装置コスト、ランニングコストが低く抑えられるので購入しました。  
光造形機は取扱いが難しいのではと心配しましたが、大学院生がミッツと連絡をとりながらマスターし、学生を指導できる様になったので、問題ありませんでした。学生たちはさまざまなテーマでM3DS-100を使っています。卒業研究ではM3DS-100が人気で、論文仕上げの時期には、ほぼ100%稼働していました。また、M3DS-100での造形レポートを自己プレゼン資料として、希望企業に就職を決めた学生もいます。

1) 形状創製:工業製品をどのような加工をすれば所望したとおりの形状が製作できるかについて考えます。


学生が作製した造形物
 

物性試験用の形状
(写真は引っ張り強さ測定用の形状)

M3DS-100の管理ノートには、運用履歴が
びっしり

ゴムライク樹脂とアクリル樹脂の混合実験
も行っています

 

千葉工業大学 未来ロボティクス学科 菊池研究室

ミッツの3D光造形機を購入して

当研究室では自動掘削ロボットに関する研究を行っています。
ロボットの部品の作成に以前から光造形機を使っていましたが、精度やコスト、利便性の問題から買い替えが必要となりました。
機種検討の際、光造形機で低価格ながらゴムライク樹脂に対応したミッツのM3DS-100は研究用として最適なので選定しました。
一般的に硬い材料での造形は、応力による変形が少ない形状を検討しなえればならないのが難点です。
M3DSシリーズではアクリル樹脂とゴムライク樹脂を混合することが可能なので、硬さを調節できる点がメリットです。変形の少ない造形が実現でき、ロボットの部品作成に役立っています。
材料にユーザーが着色できるのも特徴で、必要に応じて部品の色分けが可能です。
ミッツよりオレンジ色が細部の再現性に優れているという情報を頂いたので、これから試したいと思います。
高伸縮ゴムライク樹脂も伸縮性が必要とされる部品の作成に有効です。

左から菊池教授、根岸様、常木様

ロボット用の部品

アクリル樹脂、アクリル・ゴムライク混合樹脂、ゴムライク樹脂での造形を比較